kisaragi-emotions

前を向くことは、決して後ろを見ないことではない。

お互いがそれぞれのかたちで愛し合う、そんな社会。

私は、いわゆるセクシャルマイノリティ、LGBTを
身近に認識している。
実際、知り合いも物凄く多い。

だからこそ、みんなには幸せになってほしい。
心からそう願い続けてる。

最近、同性婚を認めるかどうかの議論が活発に
なっている。

この国の現状としては、「少子化につながる」
なんてゆう議員さんがいたり、とにかく、多様性を
認めない土壌があるのが現実だ。

しかし、同性婚を認めた国や州、地域で
「少子化が進んだ」なんていうデータは
私が色々見たり聞いたりした限り、無い。

養子縁組で家族になれることはあっても、
今の日本では同性カップルが入籍することは
一部の自治体を除いて不可能だ。


だけどさぁ。ちょっと考えてみて。

同性で愛し合うふたりがいるとして、
カモフラージュを余儀なくされるより
世の中に認められて生きていくほうが、
QOLはダダ上がりすると思う。


スキマスイッチの「藍」じゃあないけれど、
大通りの真ん中を歩けない、大抵足元気にして
生きてる、ようじゃあ

生きていく上で苦難は数知れない。

あと、親の事情で施設で育つ子どもの
養子縁組も進んでいて、同性婚のカップルにも、
子どもを育てられるケースもある。

実際、養子縁組した子どもを育てている、
知人の女性同性婚カップルがいる。

子どもが欲しいと願っても実現できない
同性婚カップルと、
誰かに育てて欲しいと思っている子ども。

ちょっと、自分は特殊かな?と思うかも
しれないけれど、両親から愛情を注がれて幸せに
育ってくれたらこれ以上の喜びったらない。

そうすると、結婚したカップルに対して、
多様性を認めることが必須になってくるわね。


未婚率・離婚率が高くなっている、そんな背景には

「自分は自信を持って、愛する誰かと一緒にいたい」

そんな意識が薄れていることがあるからではないの?


もう完全に結婚に向いてないひともいるけれど、
結婚することによるメリット、デメリットの
算段よりも、誰かを愛する精神的・経済的余裕が
磨り減っていることが一番問題だと思うの。


あたしたち、団塊ジュニアが政権を取る頃までには、
個人の権利をきちんと認める世の中にしたい。


ただ、あたしに何ができるのか?

それ模索してるのよね…。